SERVICE業務内容

ムズカシイことを、かんたんに!
フクザツなことを、やさしく!
ハードなことを、そふとに!

コロンナが出版物でもWEBサイトでも、制作にあたって心がけている3か条です。出来上がったものが、難しすぎたり、複雑すぎたのでは、読者(読み手)の心になかなか届きません。私は新人のころ、尊敬する編集長から、編集者は読者の一歩先を行ってはいけない。
0.2歩先を目指しなさい、と教えられました。読者の一歩先を行った制作物は、カッコイイかもしれないけれど、複雑感、難儀感はいなめません。
特にコロンナで扱うことの多い家づくりやインテリアなどの制作物は、とても難しく感じてしまします。文章やタイトルの表現、デザインのテイスト、全体の構成を工夫して、できるだけ柔らかく、わかりやすいつくりを追求して、読者が親しみやすい制作物を目指してします。

温かみのある写真やデザインで
親しみのある制作物に

コロンナで制作することの多い、建築関連(家づくり)、リノベーション、インテリア、ライフスタイル・・などの出版物は、もちろん文章も大切ですが、ビジュアル、つまり写真やデザインがとても重要。ですから、コロンナでは、カメラマン選びやデザイナーの選定にはとても慎重におこないます。そして、撮影前のロケハン(ロケ地の下見)もできるだけ行い、光の入り方や撮るアングルなどを撮影前にカメラマンやデザイナーと打ち合わせをするようにしています。写真も建築誌にありがちな冷たい写真ではなく、温かみのある写真を使い、デザインもカッコよすぎないようにして、読者が親しみやすい本やページづくりを心がけています。それは決して美しさとは反比例しません。

分野・テイストに合わせて
スタッフを厳選し、グルーピング

社員編集者25年、その後フリーエディターとして約15年、あれこれ40年も編集者を続けてきました。その間に、いっしょにお仕事をしたライターさん、カメラマン、スタイリスト、イラストレーター、エディトリアルデザイナー、校正者・・すべて私の宝ものです。コロンナでは、いただいたお仕事の企画に合わせ、それぞれのスタッフの得意な分野やテイストを考慮して、取材ライター、カメラマン、デザイナーなどのスタッフを厳選し、グルーピングをして仕事を進めます。どのスタッフも得意な分野の人を集めて、仕事を進めるので、レベルの高い制作物が出来上がります。

制作の流れ

STEP01ヒヤリング

企画の内容、対象とする読者(お客さま)、つくる目的・・・などご希望をお聞きします。
完成のイメージを共有することが、よりよいものづくりへとつがりますので、できるだけ詳しくお聞かせください。

STEP02プランニング

いただいたご要望をもとに、下調べをし、企画をたてていきます。読者やお客さまにしっかりと意図が伝わるにはどのような企画がいいか熟考して何種類かのプランをご提案します。

STEP03仮代割作成

それぞれの要素を、段階、流れ、全体のアクセント・・などを考えながら、全体のページ構成を作ってみます。(ただし、取材内容などで変更もあり)
また、ライター、カメラマン、デザイナーなどのスタッフも決めていきます。

STEP04取材

実際に取材先を決め、企画内容に基づいて取材をしていきます。
家づくり、絵コンテ作成 リノベーション、インテリア企画の場合は、取材とともにロケハンも同時進行。
浅い取材では、いい原稿が書けないので、綿密に取材することが大切。
ビジュアルなページづくりでは、撮影カットなども考え、ページの絵コンテも作成します。

STEP05撮影

撮影スケジュールを調整。編集者、ライター、カメラマンで撮影現場に行き撮影。
企画にあったアングルで撮ってもらうようカメラマンに指示、相談しながら、イメージする写真を撮ります。
同時に、必要なら、イラストや図面なども発注します。
デザイン・タイトルや見出しを決め、上がった写真とイラストなど図版、
必要な文章量出しをデザイナーに落とし込んでもらい、ページをつくっていきます。
このとき、伝えたい内容がもっとも効果的に伝わるよう、デザイナーと綿密に打ち合わせすることが大切です。

STEP06原稿書き

上がってきたデザインの字数に合わせて、原稿を書きます。情報や内容を十分に咀嚼したうえで、
適切な言葉を厳選、誰にでも伝わるような文章が要求されます。

STEP07入稿

デザインデータと図版関連のデータ、テキスト(原稿)データをあわせて入稿します。

STEP08校正

文字の正誤はもちろん、用語、表記の統一、事実確認などの文字校正は、文章の精度を上げるために欠かせない作業です。
文字校正の後、色校正(写真や図版関連の校正)を経て、校了(出来上がり)となります。

※「制作の流れ」は、制作物や企画内容によって、多少変更することがあります。